『クラッシュ・バンディクーレーシング』HDリマスター版に期待すること
海外のゲームイベントTGA2018でクラッシュ・バンディクー レーシングのHDリマスター版が発表されましたが、私の期待することをまとめました。
クラッシュ・バンディクーレーシングってなに?
今回の発表で初めてタイトルを知った方も中にはいると思います。まずクラッシュ・バンディクーレーシングとはその名の通りクラッシュ・バンディクーにでてくるキャラクターがレースをするゲームです。ソニーのマリオカートと言っても過言ではないでしょう。
オリジナル版の魅力
本作の魅力の一つにまず一人用モードのボリュームが挙げられると思います。マリオカートなどのレースゲーを含め、基本は友達やオンラインでの対戦がメインになっており、CPU戦はおまけのような場合が多いと思います。しかしクラッシュバンディクーレーシングではそのCPU戦や一人で楽しめる要素に重点が置かれています。一人用モードであるおはなしモードでは6種類ものゲームモードが用意されているので飽きることがありません。
参考:クラッシュ・バンディクー レーシング - Wikipedia
語りだすとキリがないので気になる人はよくまとまっている@wikiを見てください。
一箇所引用すると
総評
レースゲームの常識を破り、一見バランスが崩壊していそうで絶妙のバランスの上に成り立っている本作は、PSを代表するレースゲームとして非常に評価が高い。
これ、これなんですよ。ハチャメチャな感じなのに気持ちのいいレースができる、時々無性にやりたくなってくるタイプのとても中毒性のあるゲームだと私は思っています。
やったことのない人にはいまいち伝わっていなさそうですが、やったことのある人は共感してくれると思います。ちなみにゲームアーカイブスで配信されているのでリマスター版のつなぎとしてやってみるといいと思います。600円なのでお手軽価格です。
オンラインについて
さて、前置きが長くなりましたがここから私が期待することについてです。本作はPS1で発売され、その後ゲームアーカイブスで配信されました。当時PS1ではオンラインの機能がなく、ゲームアーカイブスも当然ながら対応していません。リマスター版初の要素となるわけです。流石に最新のレースゲームでオンラインがないのはちょっとどうかと思いますしね。でオンラインモードをつけるからにはマリオカートのようなレートやレースだけではなくオリジナル版にも存在したバトルモードも遊べるようにして欲しいです。バトルモードは完全に思い出補正ですがめちゃくちゃ楽しかった記憶があるので是非お願いします(?)
システムや挙動について
今回は移植ではなくリマスターということで、一から作り直しています。そのため、アイテムの効果やターボの効果、発動条件などシステム面で変化してしまう可能性があります。またカートの挙動も少なからずオリジナルと誤差が生まれるでしょう。これらのことが起こることによってオリジナルの絶妙なバランスが崩れ、別ゲーと化すのが怖いですね。
カートの種類について
オリジナルではキャラクターの種類によってカートが分けられており、性能はキャラクター依存で選ぶことはできません。リマスター版ではPVで複数のカートから選べることがわかります。
レースゲームにありがちですが、性能のせいで特定のカート一強になってオンラインでは全員同じカートといった事が起こるので、うまくバランス調整してほしいですね。
最後に
とにかくオリジナルがレースゲームとしてとても面白く、完成度の高いゲームです。クラッシュ・バンディクーがリマスターされたときからレーシングのリマスターを待ち望んでいたのでめちゃくちゃ嬉しいです。オリジナル版をプレイしたことがない人もプレイしたことある人も楽しめる作品になるといいですね。